Journey to dieとはADVゲームでMUGnetさんの作品です
私が知ったきっかけは冬コミのカタログだったような気がします(なお冬コミは行っていない)
その後DREAMSCAPEという私が参加させていただいたイベントにもいらしたのもあり、この度プレイさせていただきました
丁度1周年を記念した特設サイトに初稿版が載っているのでそちらも読ませていただきました
銀河鉄道の夜のテーマを現代を舞台に落とし込んでいる作品で、本書の第三次稿の話や星座など解説があるので学びがあります
ちなみにLINEのふるふる機能に関する主人公と友人の会話があり、サ終していたことを知らなかった私はかなり衝撃を受けました(そういや最近使ってないなとは思ってたけど…)
下記画像は好きなシーン
エンジンがアルテミスなのが個人的に注目ポイントです
アルテミスエンジンの使用感をお聞きしたい
EDは複数あり、それぞれ違った生き方を提示しています
MUGnetさんの掲げるテーマを考えるとどれを是とするかはプレイヤーに委ねられているのでしょう
そこで私なりの回答を書くとするとやはり幸せを探すためには生きなければならないと考えます
そのためには一度堕ちきれるとこまで堕ちる必要があるかもしれません
生きよ堕ちよ。これは坂口安吾の言葉ですが
そこからどう着地するかだと思います
宮沢賢治の詩の一つに「目にて云ふ」というものがあります
乱暴な解説をすると死ぬ寸前の人間を描いた詩で、瀕死の当人は綺麗な青空と透き通った風が見えるというものです
如何にしてこの景色が見えているのか、いくつか考えられるとは思いますが
このような穏やかな終わりを迎えられるのであればそれは幸いではないでしょうか
そのためにもまずは生きてみるべきでしょう
少し勿体ないと思ったのはルートによっては北斗との旧校舎での出来事が数行で済んでしまうことでしょうか
どっちを先に選んだかで北斗との会話に対して抱く印象が変わってしまうように思えました
(システムでうまいこと制御していたらすみません)
ゲームの感想から外れますが
こちらのサークルさん中高生のメンバーで構成されていまして、イベントやメールで少しやり取りをさせていただいたのですが、
対応にとても誠意がこもっており、私が社会に揉まれて見失っていた熱量のようなものを思い出しました
一方、高校時代の私は何をしていたかと言うとノベルゲー作りたいな~と言いながらLOLとカウンターストライクをやっていた痴れ者
さっきとは別の意味で堕落している
次回作は既に制作中とのことで楽しみです
次は直接買いにいきたい